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Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリート、Smartsheet、Seattle Kraken (シアトル クラーケン) が共同し、スポーツにおけるインクルージョンを実証
提供: アメリア・ランサム (Amelia Ransom)、Smartsheet、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン担当 VP
Smartsheet は、ナショナル ホッケー リーグ (NHL) に所属する Seattle Kraken (シアトル クラーケン) のプレゼンティング パートナーですが、現在は Special Olympics International (スペシャル オリンピックス インターナショナル) のオフィシャル パートナーも務めています。Smartsheet はこれら 2 つの組織の戦略的な取り組みを弊社のテクノロジーで支援するだけではなく、スポーツを通じてインクルーシブな世界を実現するために、活動に参加しています。
今週は、ワシントン州から 70 人を超える Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリートを Kraken Community Iceplex (クラーケン コミュニティ アイスプレックス) に迎え、NHL で最も新しいチームの本拠地においてホッケーを紹介する 1 日を送りました。Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリートである Garrett Utz 選手は、以前から 31 番 Philipp Grubauer 選手のセーターを持っていて、氷の上に立つのが待ち遠しくて仕方なかったようです。「新しいスポーツを学ぶことの醍醐味は、コツを掴むことでその楽しさに気付けることです。まだホッケーはしていませんが、アイス スケートはしています。スケートをするときは、氷の上を飛び回るような感覚、冷たい空気や氷の匂いのようなものなど、ホッケー選手がどのように感じているかを想像します。」と Utz 選手は語ります。
スケートを練習し、ホッケーについて学び、パックをシュートすることは、参加した知的障がいを持つ多くのアスリートにとって、この日最も印象に残る体験となったことでしょう。
それでも、このイベントにはもっと大きな意味があります。このようなアスリートの大多数は、軽視され、除外され、何ができないかを何度も聞かされてきました。Smartsheet は、全力を尽くしてこういったアスリートが可能なすべてのことを世界に示せる機会を創出しています。
孤立感を抱いている人に居心地の良い場所を
私は、初めての存在であること、孤立感を味わうこと、軽視されることがどのようなものなのかを知っています。姿を現しただけで居心地が悪いと感じることがどのようなものなのか、目立ってしまい、いたたまれない気持ちになるのがどういうことなのかを知っています。
Special Olympics Washington (スペシャル オリンピックス ワシントン) は、より多くの人がスポーツを楽しめるようにしてこの状況を変えようと尽力しています。同組織では、エバーグリーン州在住の知的障がいを抱えた 1 万 9,500 人を超える子どもと大人の参加者に体操競技、ロボティクス、ボッチャ、パワー リフティングといった 20 数種類のアクティビティを提供しており、そこにホッケーを加えようと考えていますが、それはコミュニティの協力を得られるかどうかにかかっています。「アスリートたちは、ホッケーのような新しいスポーツに挑戦したいと絶えず話しています。」と Special Olympics Washington (スペシャル オリンピックス ワシントン) の社長兼 CEO である David Wu 氏は述べています。さらに、「より多くのスポーツを提供し、知的障がいを抱えるすべての人に参加してもらえるようにするには、より多くのコーチを見つけるほかなく、それが最たる課題の 1 つです。」と付け加えます。
このようなコミュニティの支援以外にも、インクルージョンを文化として根付かせることが課題となっています。Kraken (クラーケン) はこの課題に正面から取り組んでおり、次のような切り口から Iceplex (アイスプレックス) を誰もが自分の居場所と感じられるような場所にするとともに、ホッケー競技の多様性を高めようと努めています。
- Smartsheet のリンクには、選手用ベンチに透明なパネルがあり、地面より低い場所にいるパラ アイス ホッケー選手もベンチから氷を見ることができるなど、アクセシビリティに配慮したさまざまな設備が整っています。
- Kraken (クラーケン) のONEROOF 基金では参加の障壁を下げることを目指して経済的な支援を行っています。それは、有色人種や障がいのある人がスポーツで平等に扱われない大きな原因を認識しているからに他なりません。
- Kraken (クラーケン) では、黒人の少女や若い女性がホッケーをするための費用を補助しようと、スペシャルエディション製品の収益を使って Black Girl Hockey Club (ブラック ガール ホッケー クラブ) の奨学金に対する支援を行っています。
- 同組織では、地域の非営利団体にも働きかけて、スポーツをしようと考えたこともない子どもたちに、スケートを学び、ホッケーができることを伝えています。
- Kraken (クラーケン) のチーム ブロードキャスターである Everett Fitzhugh 氏は、NHL 初の黒人実況アナウンサーです。
これはインクルージョンとダイバーシティの表れです。“特殊奥林匹克运动会(スペシャルオリンピックス) に加わるまでは、尊重されていないと感じていました。」と Special Olympics Issaquah Spirits (スペシャル オリンピックス イサカ スピリッツ) 所属のサッカー選手である Utz 選手は話します。Utz 選手は、アブダビで開催された 2019 年の Special Olympics World Games (スペシャル オリンピックス ワールド ゲーム) で 3 人のアスリート オフィシャルのうちの 1 人として務めを果たしました。「今は、自分がそのまま受け入れてもらえていると感じています。ホッケーはコミュニティに根ざしたスポーツで、インクルージョンを取り入れているところに好感を持っています。『Hockey is for Everyone』(ホッケーはみんなのもの) という NHL のモットーが大好きです。」Seattle Kraken (シアトル クラーケン) は太平洋岸北西部全域のみならず、それ以外の地域からも支持されています。
インクルージョンとイノベーションを両立させる
障がいのある人たちをできるだけサポートし、公平な機会を作ることに力を注ぐときに、私たちはすべての人を支え、より広範な問題を解決できるようになります。
これは単なる理論ではありません。障がい者の抱える課題は、すべての人の生活をより良いものにする技術革新を絶えず引き起こしています。最初のコンピューター チップは、補聴器に使われた物でした。オーディオブックや音声読み上げソフトウェアの先駆けも、元をたどれば、始まりはアクセシビリティ ツールでした。
障がいを抱える人に貢献する組織は、イノベーションを牽引する立場にあります。これこそが、Special Olympics (スペシャル オリンピックス) とパートナーシップを結び、そのチームやアスリートがプロジェクト管理、ワークフローの自動化、共同作業をより簡単に行えるようになったことを、今ここで発表できて何よりも誇らしく思う理由の 1 つです。
Special Olympics (スペシャル オリンピックス) は年間 200 か国で競技に励む 570 万人を超えるアスリートを抱えており、彼らのために物事を円滑に進めることは重大な責任です。今回の関係拡大により、Special Olympics International (スペシャル オリンピックス インターナショナル) は Smartsheet の機能とサポートを一段と活用できるようになり、チームでは Smartsheet を使ってプロジェクトを管理し、イベントを企画できるようになります。また、Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリートも、他のメンバーとのコミュニケーション、イベントの計画、自分のプロジェクトの管理など、Smartsheet のプラットフォームを活用できます。
効果を追跡してこそ達成できる
誰も 1 人で生きることはできません。誰もがサポートを必要としています。一人ひとりが自分の人生を描く機会が与えられるインクルーシブ社会を作り出すには、リーダー、企業、世間一般の人々による日々の絶え間ない努力が必要です。私たちは、そのための環境と機会を作り出し、積極的に支援していく必要があります。
そのため、Smartsheet にとって、Kraken (クラーケン) と Special Olympics Washington (スペシャル オリンピックス ワシントン) とのパートナーで実現したこのイベントは、これまでホッケーに疎外感を覚えていた人たちに氷の上で過ごす機会を提供するだけにとどまらない意味のある 1 日でした。アスリートたちは、人間の才能と可能性という広い世界に私たちの心と目を向けさせてくれました。そして、インクルージョンへの積極的なコミットメントを実践し、スポーツが差別をなくすためにどれほど有効なのかを確かめることができました。さらに、スポーツ、会社、日常生活であるかを問わず、コミュニティをよりインクルーシブなものにするために組織がどのように協力できるかをモデルとして示すことができました。
弊社は、誰もが自分自身、ビジネス、さらには世界に対して意味のある変化をもたらすことができるという信念のもとで運営されています。この取り組みに賛同し、KCI で Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリートとともに過ごす 1 日をこれほどの成功に導くべく尽力してくれた 50 人を超える Smartsheet の従業員に心から感謝します。人々が自分のやりたいことを、自分のやり方と自分の決めた条件で、より効率的に行うためのツールを提供するのが、Smartsheet のビジネスです。
そして皆さんは、誰もがそれぞれの目標に向かって、自分の能力に応じたベストを尽くすよう後押しする存在です。引き続き、皆さんの力をお貸しください。Special Olympics Washington (スペシャル オリンピックス ワシントン) の Tech Coaches (技術コーチ) チームに加わりませんか。Special Olympics (スペシャル オリンピックス) のアスリートにインターネットの安全性、オンライン コミュニケーション ツールの使い方、電子メールといったテクノロジーの扱いに関する基本について、実践的なレッスンを行うことができます。
他にも、スポーツ コーチ、スタンドで応援するファン、募金活動、アスリートと一緒にプレーするユニファイド パートナーなどのボランティアにも参加できます。まずは最寄りの支部をご確認ください。