Arc'teryx (アークテリクス)、ビジネスと世界に適した取り組みを合理化
Arc'teryx (アークテリクス) は Smartsheet を使用して、目標に対する進捗状況を追跡し、世界のオフィスで可視性を高め、意思決定を改善しています。
弧'teryx(アークテリクス)が内容を使用して,情報の取得と,世界のオフィス間のチーム コミュニケーションを効率化している方法をご覧ください。
Arc'teryx (アークテリクス) のインスピレーションの源は、ブリティッシュ コロンビア州ノース バンクーバーの本社近くにある海岸山脈、そしてアウトドアへの情熱を共にする顧客です。高性能テクニカル アパレル、アウターウェア、装備品を製造する Arc'teryx (アークテリクス) は、「前進する」、「真剣に向き合う」、「目的のために生きる」、「正しいことをする」という 4 つの重要な価値基準に基づいて、ビジネスの成長と革新的な製品デザインを追求し、世の中への貢献を心がけています。
“私たちには”共同行動規範”と呼ばれるものがあり,励まし合う,善意を前提とする,情報を共有する,といった一連の行動規定に基づいて行動しています。」と Arc'teryx (アークテリクス) のマーケティング オペレーション担当シニア マネージャー Jessica Burton 氏は言います。「さまざまな規範がありますが、そのすべてが私たちの行動に大きく影響しています。私たちは、こうした規範を意思決定の際のフィルターとして捉えています。Smartsheet は情報を共有し、コンテキストを提供することで、人がなぜそのように行動するのか、その意味と理解を深められるようサポートしてくれます。」
Arc'teryx (アークテリクス) の主な取り組みは、製品の製造工程の透明性を向上させること、製品の性能と耐久性を最大限に高めることで環境への影響を最小限に抑えること、製品の市場投入までの時間を短縮することです。
Arc'teryx (アークテリクス) のオフィスは世界中にあり、本社オフィスは道を挟んで 2 つのビルに分かれているため、従業員が遠く離れていても近くにいても、同じように働きやすさを高めることができるツールが必要です。
Smartsheet プラットフォームにより、Arc'teryx (アークテリクス) では、情報の取得とレポート作成の合理化、チームおよびオフィス間のコミュニケーション、情報の共有と透明性の向上、単一のデータ ソースを使用した意思決定と行動が実現し、従業員は意欲的な目標に向けて努力しています。
「複数のプロジェクトにわたる情報を標準化する方法として Smartsheet を使用し、より良いレポートを提供しています。」と Arc'teryx (アークテリクス) のビジネス ソリューション担当シニア マネージャー Tom Giannelli 氏は言います。
「最近では、Smartsheet を使って会社の目標や目的を管理し始めました。目標や目的を管理する新しい手段として使い始めたのが OKR (達成目標 (Objectives) と主要な成果 (Key Results)) です。そして Smartsheet を使ってそのすべてを実際に追跡し、1 つのレベルに集約しています。」
すべてのチームの目的を可視化
Arc'teryx (アークテリクス) では、Smartsheet を使用して、目標設定への新しいアプローチを、全社的な OKR (達成目標と重要な成果) プログラムによって推進しています。リーダーは組織の 5 年間の戦略的目的を設定し、その後、各部門が具体的な目的を設定します。これが、より大きな目標につながります。
Smartsheet を使用すると、複数のチームの目的をより簡単に表示し、そのチーム間の依存関係を特定することができます。たとえば、小売業でエンドレスアイル機能を有効にして実店舗の売り上げを伸ばしたり、在庫切れの商品を店頭で注文して受け取りや配送を行ったりするには、情報サービス (IS) との連携が必要です。
「OKR の強みの 1 つは、連携とコミットメントです。」と Giannelli 氏は言います。「連携には可視性が不可欠です。すべてのものが、複数のシートではなく 1 つの場所にまとまっていれば、他の部門が何を行っているか、他の部門の OKR にどのように情報を提供しているか、どのような作業が組織の他の部分に貢献するかに関して、他の部門と非常に容易に連携することができます。」
Arc'teryx (アークテリクス) の成長に伴って、目的を達成するには、可視性を実現することがますます重要になります。チーム同士が補完し合うことで、全体的な目標に向かってより効率的に進み、交渉や共同作業により潜在的な競合を解決することができます。一貫したテンプレートとリアルタイムのコミュニケーション機能を備えた Smartsheet は、効率性を促進するうえで役立ちます。
製品開発の効率化
Arc'teryx (アークテリクス) では、製品開発の際のコミュニケーションと意思決定を、Smartsheet を使って改善しています。それまでは、バンクーバーのオフィスに集まり、大きな壁にスケッチやグラフなどを貼り付けて進捗確認のミーティングを行うことが習慣になっていました。
Burton 氏は、製品ライン オペレーション チームのリーダーやさまざまな部門の関係者と協力して、Smartsheet 内に仮想ビジュアル コントロール ボードを作成しました。このコントロール ボードは、ステータスが一目でわかるように整理されており、視覚的な要素をさらに容易に表示することができます。製品ライン オペレーション スタッフは、今もこの Smartsheet のビジュアル コントロール ボードを使用して毎週ミーティングを行っていますが、このコントロール ボードは、いつでもアクセスと更新が可能です。これにより、プロジェクトのステータスやニーズを常に把握しておくことができます。
情報をリアルタイムで共有できるため、Arc'teryx (アークテリクス) の主要な取り組みが、さまざまな都市、そして国のチームの間で調整しやすくなりました。また、同社では今後 10 年以内に製品開発プロセスを大幅に短縮し、スタッフの時間を節約するだけでなく、材料やエネルギーの使用量を削減することも目指しています。この野心的な目標には共同作業と革新的な思考が求められますが、こうした作業や思考は、Smartsheet が提供する透明性を取り入れるという同社の決定によって実現します。
「Smartsheet によって、物事が明確になり、落ち着きと自信が生まれます。これが生産性の向上につながるのです。」と Burton 氏は言います。「人は確信を持てなかったり、混乱が生じたり、余計なミーティングや会話があったりすると、自信をなくしてしまうものです。可視化を実現すればするほど、建物や壁、そして国を超えて、気持ちを強く持つことができます。」
ビジネス プロセスの向上
Arc'teryx (アークテリクス) は、数年にわたるこうした意欲的な取り組みのほかにも、イベント カレンダーやアラートの管理から請負業者の作業の調整、予算の追跡まで、さまざまな作業を Smartsheet を使って簡素化および自動化しています。Burton 氏は、アラートを自動化することで、細々とした小さなことだけでなく、チームに影響する可能性のある大きなイベントや期限といった情報を提供し続けることができると述べています。
「Smartsheet を使うと気持ちが楽になります。」と Burton 氏は言います。「Smartsheet が精神的な負担を軽くしてくれると、よく語っています。行うべきことに取り組めるように、できることを自動化してくれるのです。」
Burton 氏のお気に入りの使い方は、Smartsheet を翻訳ドキュメントの中央リポジトリとして使用することです。たとえば、最終承認されたコンテンツや、ビデオおよび販売カタログの発行ワークフローなどのドキュメントを、Smartsheet に保存します。「翻訳されたコピーを 1 つのソースで管理することで、Arc'teryx (アークテリクス) の翻訳の整合性が大幅に向上しました。」と Burton 氏は言います。
また、Smartsheet を使って、必要となる作業量を予測し、データに基づいて新規採用の正当性を示すこともできます。ある四半期に採用した請負業者の作業時間と、次の四半期に必要となることが予想される数字を示すことで、チームへの負担が大きくなりすぎる前に人員の追加を提案することができます。
効率的に実践することで、世界をより良くする
請負業者を効率的に利用することも、ソフトウェアをタイムリーにアップグレードすることも重要です。しかし、Arc'teryx (アークテリクス) には、「環境保護に全力で取り組む」というもっと差し迫った目標があります。Arc'teryx (アークテリクス) は、自然環境を保護し、青少年や恵まれない地域の人々と自然を結び付ける非営利団体を支援しているほか、繊維製品の製造に伴う有害性を低減し、すでに受けたダメージを修復するビジネス プログラムや実践に投資しています。
同社は、繊維化学物質の水系への流出を削減する業界全体の取り組みに参加しています。また、古い製品が廃棄場のゴミとならないよう、Rock Solid というプログラムを米国で開始し、顧客が使わなくなった Arc'teryx (アークテリクス) 製品の再販を支援しています。こうした取り組みにおいて、Smartsheet は、チームが部門やオフィスの枠を越えて連携し、時間とリソースを節約して、より有効に活用できるようサポートします。
「私たちの価値観は、仕事やプライベートだけでなく、私たちが行う作業、そしてコミュニティでの活動にも反映されています。」と Burton 氏は言います。「また、私たちのビジョンは、あらゆる場所をデザインすることです。つまり、デザイン精神と進化の精神をあらゆるものに適用し、世界をより良くしようと取り組むことです。製品に用いる生地をできるだけ減らしてデザインしていることも、製品を確実に循環型経済に組み込むためのプログラムを設計していることも、この取り組みの一環です。そして、Smartsheet がこの取り組みに大いに貢献してくれています。」
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